たんぽぽ薬局株式会社

制度面、設備面、体制面の充実により
社員が働きやすい環境を整え、地域に貢献

薬を通して地域社会に貢献することを使命とするたんぽぽ薬局。「調剤と服薬指導が人の命を預かる大変重要な仕事であることを自覚すること」、「サービス業に携わる者として、お客様に愛され、信頼される薬局を目指すこと」、「『薬と介護のプロ』としての自覚と誇りを持って、地域医療に貢献すること」、この3つを理念に掲げ、従業員間で共有しています。この理念を実現するために力を注いでいるのが、社員にとって働きやすい環境の整備です。制度面では、2007年以来、2年ごとに4回にわたり「くるみんマーク」を取得し、子育てサポート企業として厚生労働省から認定を受けています。設備面では、最新の調剤機器や監査システムなどの導入により調剤過誤を防ぐとともに、薬剤師の負担軽減に取り組んでいます。体制面では、東証一部上場企業のグループ会社としてコンプライアンスを高め、公正・公平な人事制度を確立。従業員満足度調査を毎年実施し、調査結果を会社施策に反映させています。今後は、現在の主力事業である門前型調剤薬局の経営に加え、クリーンベンチの設置や訪問用車両の拡充など設備面を充実させ、在宅医療への取り組みを積極的に展開していく考えです。

薬を通してお客様に何ができるかということを
親身に考えることができる人

たんぽぽ薬局で働く薬剤師には、何よりもお客様に寄り添う気持ちを持ってほしいと考えます。そのような人材に求められるのは薬の知識だけではありません。人間としての魅力が求められます。お客様の痛み、苦しみを理解し、薬を通して、どのように関わっていけるのかを考えられるかどうかが大切ですので、薬剤師として経験の長短は関係ありません。実際、これまでにも様々な経歴の方が入社し、活躍しています。教育・研修については、模擬薬局を備えた研修センターなどのハード面に加え、専属の薬剤師スタッフが研修部としてしっかりサポートするソフト面も充実しています。将来のキャリアとしては、様々なキャリアプランを用意しています。現場の薬剤師としてキャリアを積むのもよし、薬局長として部下をまとめる仕事に就くのもよし。本部スタッフとして組織全体を俯瞰し、会社の方向性を示していく仕事もあり、様々な活躍の舞台があります。何か一つにこだわるというより、いろいろなことに挑戦できる環境がここにはあります。

実務未経験からの転職でも安心の研修あり。
多くの社員が子育てと仕事を両立

キャリア採用人材向けの研修を整えています。入社後5日間は名古屋研修センターと岐阜本社で、個々のスキルに合わせた研修を実施。配属後6ヶ月間は、各店舗においてOJTトレーナーがマンツーマンで日常の業務を指導します。その後、レベルアップ研修やステップアップ研修、リサーチ&トライアル研修、薬局長研修、エリアマネージャー研修などをキャリアに応じて実施。さらに、eラーニングにて薬歴&服薬支援研修や疾患別服薬指導研修などの研修に加え、2年に1度の社内学術大会や学会発表などにより、専門性を伸ばすチャンスも充実しています。福利厚生面では、配属エリアを選べるコースや出店エリア全域での勤務を選ぶコースなど、3つの勤務地コースによって住宅手当と家賃補助を支給。2年ごとにコース変更も可能です。子育てサポートは手厚く、2年間取得可能な育児休業や勤務時間短縮制度などが整っており、子育てサポート企業として厚生労働省からの認定が4回目というのは業界で唯一です。（2015年1月公表分）

社長から現場まで垣根の低いオープンな社風。
社員同士の交流も盛ん

自由闊達に意見を発信でき、風通しがよい、オープンな環境です。この背景には、会社の情報を誰でも見ることができる上に、いつでも自由に意見を交換できる社内イントラネットが整備されていることで、店舗数が多い組織にありがちな情報共有不足をカバーできる環境があるからです。東海、北陸、関西、四国に100店舗以上を展開しているたんぽぽ薬局は、組織は大きくなりましたが、今でも社長はじめ各役員が積極的に店舗を訪問し、スタッフと意見を交換しています。社員同士の交流も活発です。毎年エリアごとに社員が集まる研修会の終了後には懇親会が行われており、普段顔を合わせることの少ない他店のスタッフとの交流の場として好評です。また、社員有志が組織しているスポーツサークルには、会社から補助金を支給する制度があります。他にもエリアごとにバーベキューを楽しんだり、スポーツ大会が開かれており、社内イベントが各地で盛んに行われています。

大学卒業後の1年間、勤務したのは、地元でドラッグストアを展開している企業でした。入社当初は調剤併設型ドラッグストアがなかったものの、いずれ展開する方針があると聞き、入社を決めました。主な業務は一般用医薬品の管理・販売。モヤシや牛乳などの食品や日用雑貨の発注から陳列、販売も担当していました。ところが経営方針が変わり、調剤併設型ドラッグストアを展開しないことになったため、大学で身に付けた医療用医薬品の知識を活かせる環境を探し始めました。転職にあたって最も重視したのは研修制度でした。調剤業務が未経験だったため、医療用医薬品の知識不足を痛感していたことに加え、黙々と一人で勉強することが苦手なタイプということもあり、現場の先輩にマンツーマンで教えていただけるたんぽぽ薬局の研修体制に魅力を感じ、入社を決めました。

薬局長兼管理薬剤師として店舗管理、医薬品管理、在宅医療業務などに従事しています。現在、勤務している店舗は、主に透析専門病院から応需しており、透析特有の薬剤の取扱いも多いため、病態や薬剤の指導だけでなく、生活面や食事面も指導できるくらいの知識を習得するため、日々勉強の毎日です。また、薬を正確にお渡しすることはもちろん、サービス業でもあるので業務スピードを意識しています。さらに、私の薬局を選んでいただいた以上、何かしらの満足を感じていただきたいと考え、“1投薬1笑”を目標に掲げ、「たんぽぽ薬局に来てよかった」と思っていただける接客を心がけています。その結果、以前勤務していた大型店から現在の店舗に薬局長として異動した時、あるお客様から、「昇進おめでとう。今までありがとうございました」と電話をいただき、感激したことがあります。普段、お客様から「ありがとう」と一声かけていただくだけでも、この仕事をやっていてよかったと思います。

薬剤師と医療事務スタッフが、互いに支え合いながら、和気あいあいと勤務しています。異動してから4ヶ月が経ち、お客様の名前と顔をほぼ覚え、薬についての話とは別に、たわいのない世間話をすることも増えています。また、たんぽぽ薬局は東海、北陸、関西、四国に100店舗以上を展開していますが、1店舗で20名のスタッフが働く大型店もあれば、4～5名の中規模店や、現在、私が勤務している店舗のように2名体制の小規模店舗もあり、処方箋を応需させていただいている病院の往診時間によって営業時間も異なるなど、店舗によって職場環境は様々です。それだけ、自分のワークスタイルにマッチした勤務条件の店舗を選ぶことも可能です。私自身は、まだまだ現在の業務をこなすだけで精一杯ですが、さらにスキルアップし、将来的には大型店の薬局長を経験したいと考えています。

東証一部上場のトーカイグループの一員というバックボーンを活かして、東海、北陸、関西、四国に100店舗以上を集中的に展開しているため、店舗内はもちろん、店舗同士でサポートし合えるのが当社のいいところです。中途入社ということもあり、同期入社の同僚がいないため、入社前は他の店舗の情報が入手しづらいのではと思っていました。しかし、たんぽぽ薬局には、社内イントラネットや店舗専用携帯電話など、店舗間で情報を共有するツールが整っており、互いに支えあおうという意識が強く、数字を競い合ってギクシャクするということもないため、人間関係が非常に良好だと思います。実際、入社当初に私の不勉強でわからないことがあった時、急に他店の先輩に電話をしたにもかかわらず、何とか助けてあげようと親身に対応していただいたことが何度もあり、とても助けられました。