薬剤師が苦手意識を持つことが多い、患者さんとのコミュニケ―ション。
そもそもコミュニケーションとは何か。どのように患者さんに接すればよいのか。
そういった薬剤師の疑問に、平井みどり先生が答えます。
予防と統合医療での薬剤師の役割
2017/09/20
統合医療には、いいとこ取りや、エビデンスが不明確など、様々なイメージがあります。そんな統合医療において、薬剤師は医師をサポートすることを期待されています。今回は、補完代替医療(CAM)を組み合わせる場合に、どのようなコミュニケーションが必要とされているのか考えます。
生き残りとコミュニケーション
2017/08/18
人類が「言語」を獲得した経緯と、合計特殊出生率が高い鹿児島県の徳之島を事例に、「言語」だけではうまくいかない、医療現場で求められているコミュニケーションとはどのようなものなのかを考えます。
必要な言葉を必要な人に必要なだけ
2017/07/21
薬剤師は、専門職として、提供するべきサービスやケアの内容が決まっています。そのサービスやケアを提供する相手は、患者さんだけであるとは限りません。今回は認知症の方の事例から、誰に対し、どの程度の情報を提供すべきなのか考えます。
期待が裏切られたことによる落胆からの怒り
2017/06/23
時にコミュニケーションの行き違いで、患者さんとトラブルになることがあります。その要因が何であるのか。身近な事例から、患者さんの立場、置かれている状況を考えてみましょう。
「好かれるコミュニケーション」「好かれないコミュニケーション」~東京タラレバ娘にみるコミュニケーションの形~
2017/05/19
話題になりました、TVドラマ「東京タラレバ娘」。今回は、「東京タラレバ娘」の登場人物をモデルに、患者さんに対して、職場の同僚に対してどのようなコミュニケーションを取れば良いのか考えてみましょう。
「患者さんとのコミュニケーション」誤解していませんか?
2017/04/28
コミュニケーションとは一体何でしょうか。薬剤師と患者さんとのコミュニケーションは、本当に「服薬指導」なのでしょうか。医療の原点に立ち返り、今求められているコミュニケーションについて考えます。
- 著者:平井 みどり
- 京都大学薬学部卒・薬剤師。神戸大学医学部卒・医師。神戸大学にて医学博士取得。神戸大学医学部附属病院の教授・薬剤部長を経て、現在、神戸大学名誉教授。
日本薬学会、日本医療薬学会他に所属し、日本ゲノム薬理学会、日本ファーマシューティカルコミュニケーション学会会長を務めている。