タイピング音がうるさい人に教えよう!タイピング音を静かにするための3つの方法
みなさん、こんにちは!
私の名前は立花メイ。
この記事を見に来られた方は、きっと、職場やカフェで、他人のカタカタカタカタ・・・という「タイピング音」が気になる方なのだと思います。
一説によると、タイピング音のうるささと、ボールペンの「カチカチカチカチ」って音は同じくらいイライラするものらしいんです。
そこで今回は、タイピング音がなぜ大きくなるのかの理由と、タイピング音を静かにするための方法をお教えします。
もし、あなたのまわりにタイピング音がうるさい人がいて、あなたがゲンナリしているのなら、この記事をそっとシェアするといいかもです・・・!
みんなのタイピング音が静かになれば、世の中はもっと平和になるかも・・・?
立花メイ(25)
「俺の薬局」で働く新人薬剤師。
パソコンのタイピングよりも、スマホのフリック入力のほうが早い、今どき女子。
薬師寺五郎(45)
「俺の薬局」を経営する薬局長。
カラオケの十八番はブラックビスケッツの「Timing(タイミング)」。得意なパートは天野パート。
ここは東京港区にある「俺の薬局」。
カタカタカタカタカタ・・・
パーン!!!
えーっと、これをここに入力して・・・と。
カタカタカタカタカタ・・・
パーン!!!
カタカタカタカタカタ・・・
パーン!!!
・・・。
カタカタカタカタカタ・・・
パーン!!!
あのさ・・・。
あ、薬局長?
どうされたんですか?
このデータの入力もうすぐ終わりますよ~。
カタカタカタカタカタ・・・
パーン!!!
いや、お前、なんというか。
・・・エンターキーの音がすっごくうるさいんですけど。
え?
エンターキーだけじゃねえ、普段のタイピングもすさまじくうるさい。

タイピング音がうるさい人に教えよう!タイピング音を静かにするための3つの方法
ちょっと、いきなり、何なんですか?
苦節1年半。
ついにガマンしきれず・・・ってやつだ。
薬局長、そんなにガタイが大きいのに、細かいことをいちいち気にする人なんですね。
神経質な男は嫌われますよ~。
・・・ムムム。
あのさあ、メイ、人はな、自分が発している音よりも、他人から聞かされる音のほうが気になるんだ。
耳は横についてるだろ?
音は正面よりも、横からのほうがよく聞こえるってわけよ。
え、それ本当ですか?
いや・・・厳密には部屋の反射とかいろいろな要素が絡んでくるわけだが・・・。
・・・ってそんなことはどーでもいい。
今言えることは、おめーのタイピングの音が騒音レベルってことだ。
ひ、ひどーい!!
私、一生懸命仕事しているんですよ!
なんでそんなこと言われなきゃいけないんですか?
プンスカプンスカ。
じゃあ、おめー、ネットで「タイピング音 うるさい」って検索してみろよ。
職場の同僚のタイピングがうるさすぎて仕事に支障が出ている人は、こんなにいるんだぞ。
えっと・・・なになに。
「職場で隣の人のパソコンを打つ音がうるさすぎて、かなりイライラするのですが・・・」
「職場にいる人のパソコンのキーボードを打つ音が尋常じゃないくらいうるさい」
「隣席の先輩のキーボード音がうるさくていらいらしてしまいます」
・・・。
どうだ?
他人のタイピング音に悩まされてる人はいっぱいいるだろ?
う、うむむむ・・・。
で、でも、きっとこの人たちも普段はタイピング音がうるさいはずですよ!
自分が気付いていないだけで・・・。
仕方ねえなあ、じゃあ、オレが試しにタイピングしてみるから見てみろよ。
?
カタカタカタカタカタ・・・
タンッ
カタカタカタカタカタ・・・
タンッ
・・・。
どうだ・・・?
静かなように感じます・・・。
だろ?
タイピングが大きいのは、単純にタイピングが下手ってことなんだ。
たとえば、ブラインドタッチに慣れていなかったり、余計なところに力が入りすぎてたり。
ブラインドタッチに慣れていない人は、ついすぐにキーボードから指を離してしまう。
そうなると、高い位置から指でタイピングすることになるから、自然とタイピング音が大きくなるってわけさ。
・・・ま、それ以外にも理由はあるらしいがな。
ほ、ほかの理由も知りたいです!
ほほう。
ほかの理由を知りたいか?
中にはおめーにとってショックな理由もあるかもしれんぞ。
え・・・。
だ、大丈夫です!
タイピング音が大きい人が世間からどのように見られているのかを知っておきたいので!
(・・・もしショックな理由があったら、なるはやで直したいし)
よし。
じゃあ、しっかり聞けよ。
一般的にタイピング音がうるさい人は、以下のように思われている(らしい)・・・!
タイピング音が大きい人の傾向
オレが調べたところによると、タイピング音がうるさい人ってのは、大きく分けて以下の3つの傾向に分かれるらしいぜ。
物理的に理由がある
- 単純にタイピングが下手(ブラインドタッチができていない、力の入りすぎなど)
- 音が鳴りやすいキーボードを使っている
- 力が強すぎて抑えることができない
性格に原因がある
- 自分大好き人間で、他人のことを気遣わない
(自分さえよければいいという考えの持ち主) - 仕事ができないので、その不安感を払拭すべく、仕事ができるように見せかけようとしている
(つまり、自分に自信がない) - 常にイライラしている
- そもそも、本人が気付いていない
(まわりから指摘されたことがない。指摘してくれる人がいない)
日々の行為に起因している
- 電車の中で自分のヘッドホンの音が漏れていても気にならない
- クチャクチャと音を立ててご飯を食べる「クチャラー」である
- 携帯電話に電話がかかってきた際に、静かな場所であっても、大きな声で出てしまう
ク、クチャラーって・・・。
その名の通り、クチャラーだ。
いるだろ?
一緒にご飯を食べに行く際「クチャクチャ」と音を立ててご飯を食べる人。
え・・・。
私、クチャラーと一緒なんですか・・・!?
おう、そうさ。
隣でクチャクチャと言わせながらご飯を食べている人がいたらイヤだろ?
タイピング音によるダメージはそれと同じさ。
せっかく気持ちよく仕事をしようとしているのに、横でカタカタカタカタと大きな音を立てられたら、相手はたまったもんじゃねー。
ううう・・・。
たとえば、ボールペンの「カチカチ」って音をイメージしてみろ。
ボールペン?
ボールペンを使う時、ペン先を出す際に頭をカチッと押すが、タイピング音はあのカチっとした音に通じる。
職場でボールペンをずっと「カチカチカチカチッ」って鳴らしている人がいたら、なんか相手がイライラしているように感じて、居心地が悪くなるだろ?
た、たしかに・・・。
タイピング音ってのはひとつの「マナー」だ。
マナーってのは“まわりの人を不快にさせないよう配慮すること”だ。
誰しもキーボードを使うときはタイピング音が出る。
それは仕方がないが、意識して音を小さくすることは可能なはずだ。
「これくらいの音だったら大丈夫だろう」というふうに、その場の空気を察してタイピングするように心がけろ。
たとえば、職場以外にも、外部にパソコンを持ち込むときは注意が必要だ。
とくに喫茶店などでのパソコンの使用は、職場以上に気を遣ったほうがいいな。
喫茶店は珈琲を飲んでくつろぐ場所だ。
ほとんどのお客さんはゆったりとくつろぎたいのに、まわりに「カタカタカタ」と狂ったようにキーボードをタイピングしている人がいたら、その喫茶店での時間は最悪なことになるだろ?
本人はオシャレな喫茶店でカッコよく仕事をしているつもりかもしれんが、カッコイイどころか、迷惑行為に匹敵することをしているんだぜ。
(き、気をつけよう・・・)
ま、タイピング音がうるさい人の理由としては、単純にタイピングが下手だからとか、使っているキーボードがよく音の鳴るタイプである、っていうのもあるだろうけどな。
(なるほど・・・。
もしかしたら、私のキーボードって音がよく鳴るのかな・・・。
あ、でも、さっき薬局長がタイピングしたときは静かだったから、やっぱり私のタイピングが問題・・・?)
タイピングが上手い人ってのは、ムダのないタイピングをしてるんだ。
このムダのないってのは、ムダな力をかけていないってことだ。
ムダな力を掛けていないので、キーボードの跳ね返りも少なく、タイピング音は静かなんだ。
さらには、指の筋肉の使い方も上手いので、他人と同じ文字数を打っても腱鞘炎になる可能性が非常に低い。
たとえば、オレの知人に、毎日数万字の文字を打っているライターがいるが、タイピングが上手いからか、腱鞘炎になったという話を聞いたことがないぜ。
へええ・・・。
だから、もし、タイピング音を小さくしたいのなら、次の3つのことを心がけろ。
タイピング音を小さくするための心がけ
日頃から以下を意識しておけば、タイピング音は小さくできるはずだぜ。
- 職場や公衆の面前で大きなタイピング音を出すことはマナー違反だと憶えておく
- タイピングを静かにおこなう練習をする
- もし、ブラインドタッチができていないのなら、ブラインドタッチを身につける
- ブラインドタッチは両手をホームポジションから変えない
- 姿勢は、膝と肘の角度が椅子と机に対してそれぞれ90度にすると余計な力がかからない
- タイピング音が静かなキーボードを使う
タイピング音が静かなキーボードといえば、ノートPCならVaioがオススメだったりするぜ。
最近のVaioのキーボードは、高い音よりも低い音が鳴りやすいようにできている。
だから、キーを押し込んだときの音はそれほど耳障りじゃないんだ。
・・・ちなみに、俺はVaioの回しものじゃねーぞ。
へええ・・・。
ちなみに、MacBook Proの2016年モデルは要注意だ。
普通のタイピングをしていたら、すさまじく大きなペチペチ音が鳴るからな。
あのモデルは、キーボードを叩くのではなく、撫でるような感じでタイピングをする必要がある。
な、撫でるように・・・ですか・・・?
なんだか大変そうですね・・・。
ま、タイピング音が大きい原因のほとんどは、本人が気付いていないということだけどな。
タイピング音の大きさは、本人が自覚するだけでも大分抑えられる。
今日、おめーは自分のタイピング音の大きさに気付いたわけだから、これを機に、タイピング音が徐々に小さくなっていくことを期待してるぜ。
よ・・・し!!
がんばるしかないっ・・・!!!
(クチャラーなんて言われるのシャクだし)
そして、後日。
カタカタカタカタ・・・パシッ
カタカタカタカタ・・・パシッ
(おっ・・・!?
メイのタイピングが別人みたいに静かになってるじゃねーか!)
(フフフ・・・。
いつか「薬局長のほうがタイピング音がうるさいですよ」って言ってみせるんだから)
カタカタカタカタ・・・パシッ
カタカタカタカタ・・・パシッ
(それにしても、タイピング音が小さいだけで、相当仕事ができる人物に見えてくるから不思議だぜ・・・。
もしかすると、日本の経済って、職場のタイピング音を改善するだけで一気に上向くんじゃねーのか?)
(ムフフ・・・。
タイピング音を静かにしたら、薬局長の目が向かなくなったので、仕事中に堂々とチャットができてステキな件~♪)
※本コンテンツはフィクションであり、実在の人物・団体との関係はございません。