04.面接に向けて
面接では、最初に与える印象がとても大切です。
華美ではないスーツやジャケットと清潔感のある髪形で、
爽やかな印象でまとめることが望ましいでしょう。
答えるときは、面接官の目を見て、結論から簡潔に答えること。
説明の中に具体例や例え話を入れることで、面接官も理解しやすくなります。
ポジティブな理由を2つか3つは事前に整理しておいて、伝えましょう。
逆に「人間関係が悪すぎる」「残業時間が多すぎる」などといった不満要因ばかりを述べてしまうと
マイナスイメージを持たれてしまいかねません。
退職理由がネガティブなものだとしても、そのまま伝えるのはNGです。
あくまでも向上心をもった、前向きな理由を伝えましょう。
「将来性がありそうだから」だけではなく、そう感じる理由を加えるなど
自分なりの視点を持ち自分なりの言葉で具体的に魅力を感じた部分を伝えるようにしましょう。
また、その仕事に就くことで、実際に自分はどんな業務をしたいのか、
これまでの経験をどう活かせるかを伝えることも大切です。
これまで自分がどんな仕事をしてきたのか、どんな結果を残してきたのか、
どのような経験を積んできたのかを、わかりやすく伝えましょう。
ここで大切なのは、過去よりも未来をアピールすることです。
過去の実績や経験をただ伝えるのではなく、その実績や経験をどのように活かせる・活かしたいかを伝えましょう。
- 清潔感を第一に、しっかりセットして。
明るすぎる髪色は避けた方がよい。
男性の場合、伸びすぎにも注意。
- 派手な印象にならないように気をつけて。
ナチュラルメイクが望ましい。
強すぎる香水もNG。
- 上下が揃ったスーツが望ましいですが、
せめてジャケットは着用しましょう。
シャツは、襟や袖がパリッとしたモノを。
- 無地を選ぶのが無難です。
- 華美な時計やアクセサリーは避けるべき。
身につけるなら控えめなもので
まとめるのがベター。
- きれいに剃ってすっきりした印象にするのがベスト。髭を伸ばしている場合でも、清潔な印象を与えられるように心がけて。
- スニーカーやサンダルなどは避けて、スーツに合う靴を、選びましょう。また、靴が汚れていては台無し。前日までにきれいに磨いておきましょう。
- 派手すぎる柄は、避けましょう。
汚れや、ササクレたネクタイは厳禁。
- ブランドの大きなロゴが入ったモノや、
派手な色のカバン、リュックはできれば
避けましょう。
- スーツや革靴に合う色の靴下を選びましょう。グリーンや紫などの靴下は本人が思っている以上に目立つ上、見た目に美しくないので、注意を。
- 背筋を伸ばして着席しましょう。
イスやソファの背もたれにもたれてしまうと、姿勢が悪くなるだけでなく、
横柄に見えて、面接官に良い印象を与えません。
- 緊張すると多くの人がついつい早口になってしまいがちなので、
あえて意識してゆっくりめに話しましょう。
また、面接官にちゃんと聞こえる声で、ハキハキと受け答えましょう。
- 丁寧に、正しい敬語を使って話しましょう。
流行り言葉などは、いい印象を与えないので、注意しましょう。
話し方や言葉づかいは面接官に、「どんなお客様対応をする人なのか」を見られています。
面接は緊張するかもしれませんが、お客様とのコミュニケーションをするつもりで
丁寧に受け答えをしましょう。
- 受付から既に面接が始まっています。
丁寧な言葉づかいで、しっかり自分の名前を名のった上で
面接に来たことを伝えましょう。
- 面接では事前に、携帯電話の電源は必ず切っておきましょう。
マナーモードでも着信があれば集中力が途切れる上、
何度も繰り返されると面接官からも悪印象です。
- 面接会場に入って、面接官の承諾もなく、そそくさと着席してはいけません。
面接では、面接官に促されてから着席しましょう。
- 面接会場はもちろん、受付などでの飲食はしてはいけません。
ガムを噛みながらの面接に挑むなどは、厳禁です。