01.転職を考え始めるにあたって
転職には段取りが重要で、まずアクションを起こす前に
冷静に現状をとらえてから未来につながるように行動することがとても大切です。
ここでは転職で失敗しないために、転職を意識し始めた時に
ポイントとするべきことを、お伝えします。
まずは、なぜ自分が転職したいのかを今一度整理してみましょう。
現職(または現状)に対する課題や問題点を冷静に整理した上で、転職で解決できるか否かを判断しましょう。
自分なりに、転職によって得たい結果を、整理しましょう。
「異なる業種へのチャレンジ」なのか、「より責任ある立場へのキャリアアップ」なのか。
はたまた「収入アップ」「通勤時間の短縮」や「労働環境の改善」など、個人個人、転職して実現したいことは異なるはずです。
「転職活動」は、どうしても「目の前のこと」にとらわれがちですが、中長期で自分の人生を考える事も、とても重要です。
5年後、10年後自分がどのように働き、どのようなライフスタイルを築いていたいのか。
そこをしっかり考えることで、転職活動の幅はおのずと広がるはずです。
転職を考えるにあたって、まずいつ頃までに転職したいのか、
大まかなものでもいいので転職活動のスケジュールを立ててみると動きやすいでしょう。
期間については、転職活動の方法にもよりますが、基本的には入社まで1~2カ月を目途としてください。
在職中の方は、退職のタイミングも考慮しておくことが重要です。
「自己分析」と言っても、難しく考える必要はありません。
1)これまでの仕事において、どのような事に従事してきたのか。
2)そしてどういう結果を得てきたか。
3)どのようなことが好きで、どのようなことにやりがいを感じてきたか。
など、自分の経験や志向、自分の強みを整理してみましょう。
まずは体裁や内容など気にせず、思うまま紙に書き出してみると良いでしょう。