ルテウム腟用坐剤[プロゲステロン]【黄体ホルモン】
プロゲステロンは子宮内膜での胚の着床を可能にし、妊娠を成立させ、維持するために必須とされている黄体ホルモンであり、生殖補助医療(体外受精-胚移植など)ではプロゲステロン補充療法が行われる。プロゲステロンを経膣で投与する膣用坐剤であり、採卵日から最長10週間投与される。
医薬品情報
プロゲステロン Ramelteon ●ルテウム(あすか) 腟用坐剤:400mg [特]a.筋注製剤(ルテウム注)の外用薬. b.患者自身の投与で通院回数が減. 注射に比べ時間的,身体的負担軽減. c.投与アプリケータ不要. [効] 生殖補助医療における黄体補充 [用]1回400mgを1日2回, 採卵日(又はホルモン補充周期下で の凍結胚移植ではエストロゲン投与 により子宮内膜が十分な厚さになっ た時点)から最長10週間(又は妊娠12 週まで)腟内に投与する. [禁,慎,注,併,患]→ルティナス参照 [患]一度溶けた場合に品質が劣化 →涼しい場所(25℃以下)で保管し, 一度溶けた製剤は使用しない. [副 19%] A.重大:血栓症(心筋梗塞,脳 血管障害,動脈又は静脈の血栓塞栓症 (静脈血栓塞栓症又は肺塞栓症),血栓 性静脈炎,網膜血栓症), D.●不正子宮出血11%,●外陰腟そう 痒症7%,絨毛膜下血腫,切迫流産,外陰 部腟カンジダ症,稽留流産,自然流産, 骨盤痛,卵巣腫大,乳房圧痛,乳房痛,乳 房不快感,傾眠,頭痛,浮動性めまい,味 覚異常,気分動揺,気分変化,下腹部痛, 腹痛,腹部不快感,腹部膨満,放屁,上腹 部痛,便秘,下痢,嘔吐,胃拡張,発疹,そう 痒症,適用部位そう痒感,不快感,疲労, 冷感,体温変動感,寝汗,体重増加,関節 痛,直腸新生物,失禁,頻尿,ほてり.