がん薬物療法認定薬剤師
がん薬物療法認定薬剤師とは?
日本病院薬剤師会のがん薬物療法認定薬剤師は、がん医療に関する知識と技術を身に着け、医療チームの中で、薬物療法に関して医師や看護師に提案、患者さんによりよい医療を提供することができる薬剤師に認定される資格です。
もともと日本病院薬剤師会が、がんに関する認定制度について取り組んでいましたが、専門薬剤師として広告ができるようにするため、日本病院薬剤師会同意のもと、2010年に日本医療薬学会から、同様にがん治療に関するスペシャリストである、「がん専門薬剤師」の認定制度が生まれています。そのため、2010年以前に認定されたがん薬物療法認定薬剤師は、医療薬学会の「がん専門薬剤師」に移行することが想定されており、5年間の移行期間が設けられていました。なお、2010年以降にがん薬物療法認定薬剤師に認定された場合は、日本医療薬学会の「がん専門薬剤師」への移行は認められていません。
「がん薬物療法認定薬剤師」と「がん専門薬剤師」は、特徴や取得の条件が異なるため、自身に合った認定資格の取得を目指しましょう。
がん薬物療法認定薬剤師の取得方法
がん薬物療法認定薬剤師 取得条件
試験 | 会員・勤務歴・他の認定の有無 | 研修単位 | |
---|---|---|---|
有 |
実務5年 実技研修3カ月またはがん薬 物療法への従事3年以上従事 |
40時間20単位 | |
論文 | 学会発表 | 症例 | 更新(年) |
無 | 無 | 50 | 5 |
がん薬物療法認定薬剤師に関するお問い合わせ
- 認定団体WEBページ
- 日本病院薬剤師会