どのようなご相談をよく受けますか？

「転職するかどうかを悩んでいるのですが、そもそも登録してよかったのでしょうか？」、「自分と同じ心境の人でも転職活動をしているのでしょうか？」という質問をいただく機会が多くございます。
結論としては全く問題ありません。「転職活動と転職は同じではない」というお話を最初にお伝えしています。情報収集を主な目的として転職活動をしてみるという方もたくさんいらっしゃいますし、納得のいく転職先が見つかるまでは現職のご退職手続きを進めるようなことは必要になりません。
「転職活動をしてみたことで、他の職場を見てみるまでは気づけなかった現職の良さを知るきっかけになった」という方もいらっしゃいますので、充実したお仕事を続けていくことにもつながると考えています。転職活動を通じてご納得のいく決断をしていただけるように、私どもがお手伝いいたします。

特に印象に残っているエピソードはありますか？

特に思い出に残っているのは、ご家族様の転勤のためにお引越しを伴う転職を検討されていた薬剤師様とのエピソードです。収入の面でも育児の面でも「家庭を支えたい」という強い想いをお持ちでしたが、まだ小さなお子様がいらっしゃったため、新しいお仕事を正社員で継続されるか、パートタイムに切り替えるかで悩んでおられました。
お仕事を探すにあたっては、勤務形態を決めることよりも「ご本人のありたい姿」が叶えられる環境はどこか、を探すことが大切だと考えています。そこで、最初の段階で応募先を正社員・パートタイムのどちらかだけに絞ってしまうのではなく、ご家族との過ごし方やお仕事で実現したいことなどが叶う環境を一緒に見つけましょう、というご提案を差し上げました。
その結果、ご納得のいく職場との出会いを紡ぐことができ、薬剤師様からは「ここまで親身になって提案やアドバイスをいただけたのは初めてで、本当に感謝しています」といううれしいお言葉をいただいたことが深く印象に残っています。